今日は私が今、取り組んでいる簿記3級の資格取得についてお話ししようと思います。
簿記3級を取ろうと思ったいきさつ
私は現在、従業員6人ほどの小さな会社の事務パートをしております。
そもそもその会社は私の親戚が経営する会社(A社とします)でして、私は30年以上前に社員として入社しました。
結婚、子育てを経て、それに伴い社員からフルタイムパートへ、現在はパート(月50~60時間労働)として働いております。
仕事内容は事務全般、経歴は30数年、とても小さな会社なので多くて二人体制、一人事務員さん歴も10年以上あるので、簿記の資格は持っていませんがそれなりに経理の業務はこなしていました。
ところが2年程前、あるきっかけで、従業員100人程の会社(B社とします)で、休職中の社員さんの代行で1年間ほど経理の派遣パートとしてダブルワークをすることになりました。
初めて、他の会社での経理仕事です。
B社は
- 職種、規模が全然違う。
- 有形固定資産の数が桁外れに多い。
- 使っている会計ソフトが違う。
- 大口の業務委託が数社あり経費の精算が複雑。
- 賞与引当金や退職給与引当金など今まで使っていないし訳処理がある。
- 月次決算整理を自分でしなくてはいけない。(A社では月に一度会計事務所の方が来てやってくれる)
- 月次決算は会計ソフトのデータに基づき会社独自の財務諸表に作り替えないといけない。
- その財務諸表を基に毎月取締役会で開催される。(取締役の人数が多いのでプレッシャーがある)
等々、ベテラン経理事務員さんならなんということのないことなのでしょう。
しかし、ほぼ入力だけで細かいところは会計事務所さん任せの私には最初は結構ハードルの高いものでした。
そこで「ちゃんと基礎を知らなくては!」
「そうだ!簿記を勉強しよう‼」
ということになった訳です。(2年以上前の話ですが…。)
そもそも簿記3級って意味あるの?
「資格が活かせるのは何でも2級から」
ってよく聞きますよね。
私も最初は
実務経験しっかりあるから取るなら2級だよね~
しかし、調べていくと
「全然3級は全然あなどれない!」
ということがわかりました。
3級は簿記の基礎と言われているように、私はこちらの知識がしっかりしてれば、通常の経理業務は出来ると思います。
もちろん一人でしっかりと決算まで終わらせるには簿記3級では難しいかもしれません。(会社の規模によります)
私自身、簿記3級を勉強していくにつれて、曖昧な知識で進めていた内容がストンと腑に落ちるということが度々ありました。
私の当初取るなら2級と思っていて、3級は解からない内容だけを勉強すればいいのかなと思っていましたが、足固めとしてまずは簿記3級を取るためにしっかりと勉強する方が近道だと考え直しました。
まずは3級を目指そう!
- これから始めようとする簿記初心者
- 経験はあるがしっかり基礎を学びたい人
- 簿記2級を目指している人
- 独立を考えている人
- 株式投資などお金を増やすことに興味がある人
- 何か就職に役に立つ資格を取りたい人
等まだまだありますが、簿記の知識はビジネスに必要不可欠です。
基本的な簿記を理解していることで、ビジネスの数字が読むことが出来るようになり経営に役立てることも出来ます。
会社の経営状況をデータで読み取ることが出来るようになるため投資にも役に立つでしょう。
就職や転職の時のプラスαの資格としても強みになると思います。
YouTube等でも、これから取るなら簿記!という動画もたくさん出ていますので参考にしてみてください。
と言う訳で
簿記3級目指して頑張っています!
勉強方法について
勉強方法として
- 専門学校へ通う
- 通信講座で学ぶ
- 独学で学ぶ
とありますが、私は通信講座で学ぶことにしました。
通信講座にした理由は
- 時間の制約がない。
- 質問が出来る。
- 学習動画が見れる。
- 添削などの期日があるのでモチベーションを保ちやすい。
です。習い事が好きな私は専門学校で学ぶことにも興味がありましたが、「時間的制約」と「とりあえず3級は専門学校に通う必要はない」という理由で今回は見送りました。
選んだ通信講座は
私は、以下の点から「通信教育講座・資格のキャリカレ|キャリアカレッジジャパン」を選びました。
- その時キャンペーン中でお値がお手頃だった。
- 口コミサイトで評判が良かった
- 2級と3級が同時に申し込めた。
ですが、購入したのは2年程前…。
そうなんです。
飽きっぽい私は一度も添削を提出することなく、たまーにやって長ーいお休み、たまーにやって長いお休みを繰り返して2年近く過ごしてしまった訳です。
私のルール
再び、勉強をしっかりと再開したわけですが、私がモチベーションを上げるために行った方法をお伝えします。
あくまでも私の場合ですので、ご参考程度にお読みください。
ノルマを決めない (ぐうたらの人の場合)
普通一般的には「学習スケジュールを立てて計画的に勉強しましょう」と言われています。
もちろん、「今日は××ページまで」が出来る人はそれが一番近道かと思います。
が、根がぐうたらの私はそのノルマ(スケジュール)が果たせずもちろん週末などに取り戻すことも出来ません。
そして何度もスケジュールの立て直しをし、そのうちやる気を失ってしまうのです。
そうなると勉強が苦痛になってしまい、やる気が失せていきます。
順番どおりに問題を解いていく
実務経験が長いのである程度の知識があったので、最初は時間節約のためにわかる単元は飛ばして進めていました。
しかし最初から順番通りにやっていくと、わかっているようでもきちんと理解していなかったり思い違いをしていたりすることがありました。
そこをきちんと勉強していかないと先々で躓くことになり、ここも急がば回れの精神でわかるところもしっかり復習しましょう。
わかる問題で正解の〇がたくさんあると、やはりうれしいものでやる気も出てきます。
解かりにくい問題はサラッと学習する
イマイチ苦手な単元は誰でもありと思います。
そこをちゃんと理解するまでしっかりやる方法は王道だと思います。
しかし、褒められて伸びるタイプの私は、〇が多いとモチベーションがあがり、×が多いとモチベーションが下がります。
なので、苦手な単元はサラッと学習して進みます。
簿記は色々な方向で繋がっていることが多いので飛ばした単元も他の学習の時に再度登場して分かるようになることも多いです。
全体の理解が深まったら、難しかったことがすんなりと理解できることもあるのです。
最終的に苦手な単元を克服すれば良いのです。
辛くなく楽しく勉強すること!が大事です。
ネット試験について
簿記検定には<統一試験方式><ネット試験方式><団体試験方式>があります。
<統一試験方式><ネット試験方式>比較
簿記検定 <統一試験>(従来型) | 簿記検定 <ネット試験> | |
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開催日 | 年3回(6月、11月、2月) | 試験センターが定める日時 (東京の場合、どこかでほぼ毎日開催) |
試験時間 | 2級90分 (2021.6月より120分から短縮) 3級60分 (2021.6月より120分から短縮) | 2級90分 3級60分 |
受験料 | 2級4720円 3級2850円(税込) | 2級4720円 3級2850円 (別途事務手数料0~550円) (すべて税込) |
結果発表 | 2週間~3か月後(受験した会場による) | 試験終了後パソコンに表示 |
メリット | ・問題用紙や解答用紙に書き込める。 ・試験日が決まっているので目標を立てやすい。 ・PC操作が苦手な人は落ち着いてできる。 | ・合否がすぐわかり、不合格でも3日開ければ再度受験できる。 ・日にち、時間が選べる。 ・試験3日前まで試験を申し込める。 |
デメリット | ・年に3回でしかも日程が決まっている。 ・試験の申し込み期限が早い。 | ・問題も解答もPCで表示されるため、、紙ベースで学習してきた場合、多少のネット試験対策が必要である。 ・問題もパソコン表示されるため問題用紙にメモ出来ない (メモ用紙はもらえます) |
<ネット試験方式>で受験します。
私はネット試験にチャレンジしてみようと思っています。選んだ理由は
- 試験日、時間を選べる。
- 不合格でも軽くまたチャレンジできる。
ネット試験の問題点
私はPC操作が得意な方ではありませんがすごく苦手と言う訳でもないレベルだと思います。
なので上のメリットを感じてネット試験で受験することに決めましたが、
YouTube等でネット試験に慣れていくことは必須!
という記事をみて、さっそくYouTubeのネットサンプル問題をチャレンジしてみました。
テンパってしまって簡単な問題でも解けない‼
という事態に陥りました!
そもそも、テンパりやすい性格で、焦ると頭が真っ白になってしまう私です…。
大変です‼
現在の進捗状況は
一通り単元を終わりましたが総合問題や模擬試験等はまだ手を付けていません。
それを言い訳にさせてもらっても
ネット試験のサンプル問題でテンパってしまって全然解けなかったことは
かなりショック!
でした。
でもめげずに頑張っていこうと思います!
色々な資格にチャレンジしている皆さん、一緒に頑張りましょうね!