関節リウマチ 回顧録① 　診断前

今年の春、肩から始まった痛み。

更年期障害も特になく、ここまで来たけど五十肩かな？

やはり５０代半ばになると色々あるのね～と呑気に構えてました。

五十肩からはじまりました。

後ろに腕を回すと痛い！

今年の春頃より左の腕が痛み始めました。

前からのバンザイは出来るけど、後ろ手のブラジャーのホックの装着が辛い！
また、うっかり大きく動かしてしまったときの痛いことと言ったら！うずくまる程でした。

とは言っても前方向は動かせるので、大好きなゴルフもなんとか出来ていました。

診断：肩関節周囲炎（いわゆる五十肩です）

６月に入り、段々と痛みもひどくなり、日常生活に支障が出てきました。

いつもお世話になっている友人の整骨院に行こうと思ったのですが、往復に時間がかかるのと、一度レントゲンも取ってもらおうと思い、とりあえず近所の整形外科に行ってみました。

レントゲンを撮ってもらい、
「石灰化もひどくないし肩関節周囲炎いわゆる五十肩です」と診断され、ヒアルロン酸注射とリハビリに通うことになりました。

なんだかあちこち痛い

五十肩なのになんで？

「五十肩は治るのに３が月～１年はかかる」と言われていたので、すぐに良くならないのはわかっていましたが、その頃からあちらこちらに痛みが出て、おかしいと思うようになりました。

こんな感じで、同じ姿勢を取り続けること、関節に負担がかかることが痛みに繋がっていました。
でも、その時は関節が痛いのか、筋肉が痛いのか、筋が痛いのかもわからなかったんですけどね…。

治療迷走中

相変わらずゴルフは続けていましたが、思うようなゴルフが出来ずスコアはガタ落ち…。

何とか治したい！と整形外科、脳神経外科（頸椎の痛み）、整骨院のほか、整体、鍼灸へも通いジプシー状態。
注射もヒアルロン酸注射のほか、トリガーポイント注射（これは一時的に痛みが軽減した気がします）、薬も色々処方してもらいました。

でもこの頃はゴルフの時などに薬を使う程度で、日常的に投薬はしていませんでした。

指が痛くないからリウマチじゃない(？)

しかしどこへ行っても
「姿勢が悪いから痛みが出た」
「痛いところをかばうから、ほかの場所に負担がかかって痛くなった」
と言われました。

実は私の父親もリウマチを患っていたため、
「リウマチじゃないですか？」
と聞くと、
「指は痛くないんだよね？朝のこわばりもないんだ。リウマチじゃないと思うよ。」
と、どの先生にも言われ、一生懸命姿勢を正す毎日でした。

じゃあ何であちこち痛いの？　

あちこちが痛くなる病気は

などがあるそうです。
一つ一つ調べてみると、当てはまるようだし、当てはまらない気もするし…。

痛いまま、時が過ぎていきました。

とうとうリウマチ科を受診しました。

そのうちに処方されたロキソニンを１日３回飲んでも痛みが治まらなくなり、ゴルフどころか日常生活に支障が出てきました。

さすがにこの痛みは何かおかしいと思い、９月２２日、近くのリウマチ科のあるクリニックを受診しました。

内科・小児科・リウマチ科の小さなクリニックですが、院長先生は長年にわたり大学病院でリウマチ・膠原病専門医をしていた経歴あり、と言う心強い情報もホームページで確認済みでした。

クリニックでの診察時に

• これまでの痛みの経緯
• 父、伯母（母方）、従妹（母方）がリウマチであること。
  （リウマチは遺伝病ではありませんが遺伝的要因が関係していると言われています。）

をお伝えしました。
「指が痛くならないリウマチもありますよ。肩や手首が痛いのも立派なリウマチの症状です。リウマチでないかもしれませんが今日受診したのは良い選択だと思いますよ。しっかり検査してみましょう。」
と言われました。

なんだか救われた思いでした。

関節リウマチ 回顧録② 　診断　へ続く